岩波先生のプログラム関連リンク
不登校・神経症・引きこもり体験記・経験談
・メンタル、無意識の鬼才岩波先生の親向け言葉集はこちら
※ひきこもりや不登校、それになりかけのお子さんを持つ保護者の方向けの克服ヒントが掲載
不登校や引きこもりのお子さんを持つ親御さんへ
これだけはやるべき!
私たちの子供の不登校・引きこもり体験を糧として、子供とあなたのよりよい人生を構築して下さい
それが私このページを作った唯一の理由です
不登校の克服ばかりでなく、一人の自立したたくましい人間として、お子さんが成長できるように、応援します
クリックするとその文章に飛びます
体験記プレビュー
1.私たちの家庭環境
首都圏の一戸建てに住む
私・夫・息子の家族構成
近くに夫の祖父母が住む
愛情は人一倍息子に注いできたつもり
順調に育っていくのだと思っていたら・・・・
つづき
2.いじめに遭うまで
幼児期から小学高学年までは何ら問題がない子供で手もかからなかった。
順調にすくすく育っていたし、幼稚園・小学校中学年までいじめもなかった。
からかわれることはよくあったらしいが。
素直でとても人の言うことをよく聞く子だった。
つづき
3.いじめに遭う/担任のひどい対応
小学5年生の時いじめに遭ったらしい。それを担任に勇気を持って告げたらしいが担任は無視した。
そればかりか、いじめがあったことを隠す態度をとった。
チクられたことを知った、いじめグループはさらに息子をいじめるように。
いじめに参加しない周囲の子供もあからさまに嫌ったり、ばい菌扱いをするようになった。
なんども担任にSOSを発したが、しまいには担任が「いじめられるお前が悪い。そんなんだからつけこまれるんだ。反省しろ。そうすればいじめられなくなる。いちいち俺に報告しないで自分で解決しろ。強くなれ」という内容をいったらしい。
あるとき、息子のランドセルがなくなった。
つづき
4.登校拒否に
それ以来、小学校に通おうとはしなくなった。
理由もいわなかった(そのときは私たちも知らなかった)。
ただただ登校を拒否した。
学校恐怖症になった。
つづき
5.担任と校長に掛け合う
息子から登校拒否の理由を問いただした。
なかなかいわなかったが、泣いてでも言わせた。
私は学校の校長と担任に掛け合った。
担任は自分の非を認めようとしなかった。
そればかりか私の育て方にケチをつけはじめた。
あいつはぬけぬけと言いはなった。
「私も教師を長くやってますが、いじめられる子は、それだけの理由があるんですよ。逆にいじめられない子はどこにいってもいじめられないですよ」
つづき
6.不登校になる
あんな担任のところには私も通わせたくなかった。
しかし夫はそれでも息子に学校に行かせた。
嫌がって登校していたが、やっぱり耐えられなくなったのか、さぼって時間をつぶすようになった。
私もどうにか通ってもらいたかったが、勉強さえしてくれれば家でもいいかとも考えていた。
夫とも相談し、しっかり勉強することを息子に約束させた。
不登校児に息子はなった。
つづき
7.ひきこもりはじめる
子供の心にすっかり怖じ気づたことが起こった。
学校を休んでいるときに、クラスメートに街中で出会ってしまい、ぼろくそにいわれたことがあったらしい。
それ以来、家にずっといるようになった。
それからいつも周囲を心配そうに見回すようになった。
つづき
8.中学でのいじめと心身症
息子はとてもホッとしたらしいが、更なる難しいことが起こった。
それは感じやすい息子の心にさらなる悪影響を与えてしまった。
最初は新しい環境で学校に普通に通っているようだった。
かつての不登校児ではなくなったのかなと思っていた。
ただの一時的なトラブルだと。
しかし、そこでまたいじめに遭ってしまった。
小学校に続いて、中学でも(もういじめとひどい担任がいないと思っていただけにショックが大きかったらしい)いじめに遭ってしまったのだ。
つづき
9.中学でも不登校に
それに自分の存在価値というものを低く見積もってしまった。
「もう自分はダメだ」とすぐ学校に行かなくなった。
今度ばかりはもうこっちが妥協できないと無理矢理学校に車に乗せて引っ張っていったこともあった。
つづき
10.スクールカウンセラーへ相談・特別支援学級
かくなるうえは、もう誰かに相談するしかないと、通っている中学のスクールカウンセラーに相談した。
が、結局息子はカウンセラーに心を閉ざしたまま(ほとんど話をしなかったらしい)、結局中学にも通わなくなった。
肉体的な不調だけはどうにか良くなって欲しいと、中学には通わせないことに決めた。
勉強だけは人に後れをとってはならないので、夫と相談して、自治体の特別支援学級に行かせることにした。
特別支援学級は不登校の子をあずかる施設だ。
つづき
11.高校かフリースクールか
高校はどこにするか考えた。
フリースクールに通わせれば、小学生の時のようにひきこもらないですむ、と思って通わせた。
このころの私たちは楽観的に考えていた。無理にでも考えようとしていた。
ただどこかに通っていれば、いつか息子がいじけたり、自信喪失の状況から立ち直ってくれるだろう。
息子に信頼をおいていた。
でも、あまりに甘い考えだった。
「いつか」はこなかった。
つづき
12.不登校児受け入れ施設と将来への心配
18歳くらいまでは、不登校でも受け入れてくれる施設がある。
しかしそれを過ぎると、受け入れてくれるところはなくなる問題と不安が不登校の子供を持つ親に共通してある。
子供たちは
居場所がなくなるため、結局引きこもってしまう。
私たちが老いたとき、もしかしたら死んだら、息子はその時どうなるんだろう?
息子が社会に出なくてはいけない年頃になるにつれて、その考えにゾッとして、夜中ハッと目が覚めるようになった。
フリースクールや児童カウンセラーに相談しても、結局息子がいい方向に変われなかった。
時間とともにますます殻に閉じこもっていくように思われた。
つづき
13.神科・心理カウンセラーに相談
心の問題とわりきって、精神科医や心理カウンセラーといった病んだ心を扱う人たちに息子のことで相談してみた。
心療内科医は薬を飲ませようとしたが、薬で一時的に改善しても怖さを感じやめさせた。
息子は街中で顔を上げて歩くことができないほど、自信を喪失していた。
心の闇をすっかり背負ってしまい、それとともに一生生きていかなければならない。
つづき
14.一筋の希望が
閉塞感が漂う家族の雰囲気に一筋の光明が見えた。
それはすべてを解決してくれる素晴らしい方法だと感じた。
必ず転機になると強く思った。
夫も乗り気だった。
つづき
15.海外留学へ
海外留学で、不登校の問題を解決する。
当時、家庭を訪問していただいた児童カウンセラーが薦めてきたのだ。
不登校・ひきこもり専門のカウンセラーの人が訪問しても、息子はいじけきった心を解きほぐそうとはしなかった。
カウンセラーも息子の心に入り込んでいくことができていなかった。
またか、とあきらめかけていたときに、海外留学の話が出た。
「日本の学校環境に合わないなら、思い切って海外で勉強や様々な体験をさせれば、子供にとっていい」という。
つづき
16.オーストラリアへ/重荷がとれたように
息子がオーストラリアに留学しているとき、家庭の雰囲気は重りがすっかりとれた感じだった。
私の肩の荷もおり、緊張から解放され、一気に疲れが出て、逆に寝込んでしまった。
でも、どんよりした空気が清涼感のある空気になっていた。
不謹慎な言い方だが、何度いなくなれ、と思ったことか。
時差がないオーストラリアで、いま息子はどんなことを学んでいるのだろう。
新鮮な体験の連続だろう。
言葉は大丈夫かしら?
でも、慣れて、乗り越えて、日本に戻ってきたとき、ものすごいアドバンテージになる。
人生はどう転ぶかわからない。
息子からの便りが来た。
気分的にけっこうすっきりしているらしい。
「来て良かったかも」と書いてあったときには、心から行かせて良かったと思った。
つづき
17.失敗に終わる
だけど、海外留学の前後は空虚な砂漠しかなかった。
私たちの期待は見事に崩壊した。
息子の様子を知らせるメールを留学先から受け取ったときにだ……
そして息子の生活を案じるようになった。
前よりももっと苦悩に満ちあふれてしまった。
最高の方法と思っていたものも、もののみごとに失敗してしまったのだ。
息子は最初は心をさらけ出してやっていたが、時間が経つにつれて、どんどん殻に閉じこもっていったという。
無気力、無反応、時々荒れたりする。
つづき
18.完全な引きこもり・絶望
部屋に閉じこもった生活が続いた。
私は泣き暮らした。
将来の不安ばかりが私を襲った。
いつも家にいる息子。
でも、追い出すことは出来ない。
今はまだ息子は若いからまだましだ。
私たちが最悪、保護してやることが出来る。
でも、ずっとこの状態が続いたらどうなってしまうんだろう?
ずっとニート、無職の状態でいってしまうのか?
つづき
19.ひきこもりのおそろしさ
まだ不登校というのは、社会の理解も得られていい(実質ひきこもりでも)
誰にでも思春期にある心の危機だし、感受性の高い子供だからなるんだ、というふうにとらえることもできるから。
または、価値観が多様化しているこの時代だから、無理に学校に行かなくていい、というように。
でも、18歳を過ぎて同じ状態だったら、
もはや社会のつまはじきものだという認識になる。
つづき
20.後悔とノイローゼ
気が狂いそうだった。
なんで子育てってこんなにも苦しいものなのだろう。
どうして私たちだけ苦しまなくちゃいけないの。
息子をいじめた奴ら、そして担任に恨みを抱いた。
どうせいじめられた者の心の痛みを知らずにのうのうと生きているんだろう。
そう考えると殺意すら湧いたほどだ。
自分の保身のためになんにも対策をとってくれないで、そればかりか逆にひどいことを言った担任に対してが
一番憎悪の感情があった。
つづき
21.インターネットで
インターネットで調べものをしていた。
そのときひきこもりの検索をGoogleでしてみた。
ひきこもりの人たちのサイトがずらっと並んでいた中で、一つだけおや?と思うものがあった。
かつてひきこもりだった人の克服体験記だった。
他のほとんどのサイトは、ひきこもりの日記や恨み言がつらつらと書き連ねてあった。
つづき
22.すごい先生?
彼も息子と同じく不登校からひきこもり状態になったらしい。
そしてなにをやっても、どこに通ってもまったくダメだったらしい。
でも児童カウンセラーの紹介であるセラピストを知った。
そして通ったり、合宿プログラムに参加することになり一気に克服できた、とのことだった。
自分の心の問題へのアプローチが驚くほど的確で、しかも劇的に効果を持たせてくれたらしい。
この問題への専門家として超一流の人だという。
つづき
23.私たちが最後にたどり着いたひきこもり克服プログラム
そのすごいセラピストの名前は岩波先生という。
なんとか先生と電話で相談することができた。
岩波先生ほどの実力なら、全国から希望者が殺到しているから、とてもそこに行き着くまでが大変だった。
でも粘ったかいがあり、ついに話をすることができた。
まさにホームページに書かれてあった通りの人だと感じた。
すごい心の問題に対しての知識と鋭さをもっていて、真摯さと温かさと切れ味とパワーを併せ持った人だった。
(実際お会いしたら、それ以上だと思った)
つづき
タカシさんの子供のひきこもりによる家庭崩壊と奇跡の克服を綴ってあります
私と息子 神経症的不登校脱却戦争
マ〜ムさんの子供の神経症によるひきこもりとの闘いが書かれてあります。
ショウザンさん、マツナミさん、ハリさんなど、どうすれば子供たちが心の闇から脱出できるのかヒントがのっています。いろいろと役立つ情報も。
最後にたどり着いた克服プログラム(心理セラピー)のホームページ
子供の目から見た不登校の問題、家庭の問題、親の問題
ヒデ・リエさん夫婦による子供(中学生・高校生)たちの不登校や神経症解決の体験を書いています
竹下・まつざわ両氏による不登校についての気鋭レポート・評判の施設紹介・各種対談など
元不登校児のねこすけさんのブログ。人間関係についてと不登校の時の子供の気持ちなど
いじめと環境変化で不登校になった一人息子をもつ母親のコラムと体験記、感想
indexへ サイトマップ 岩波先生の言葉・講演集 保護者向け 岩波先生の言葉・講演集
MAILはここをクリック(子供の心の悩みについての相談・参加したプログラムについてなど)