×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

不登校・ひきこもり脱出体験記

6.不登校になる

あんな担任のところには私も通わせたくなかった。
しかし夫はそれでも息子に学校に行かせた。
嫌がって登校していたが、やっぱり耐えられなくなったのか、さぼって時間をつぶすようになった。
私もどうにか通ってもらいたかったが、勉強さえしてくれれば家でもいいかとも考えていた。
夫とも相談し、しっかり勉強することを息子に約束させた。
不登校児に息子はなった。
学校に通わなくても、今はたくさんの成功への道がある。
そう自分を納得させていた。
今の教育システムには任せられない。
よけいに子供がすくすく育つ障害になるだけだ。

7.ひきこもりはじめる

子供の心にすっかり怖じ気づたことが起こった。
学校を休んでいるときに、クラスメートに街中で出会ってしまい、ぼろくそにいわれたことがあったらしい。
それ以来、家にずっといるようになった。
それからいつも周囲を心配そうに見回すようになった。
中学校は、クラスメートと一緒になる近くの公立中学には通いたくないと言っていた(私たちも受験させるつもりだった)。
そこで、塾に通わせ、私立中学を受験させることにした。
地元の塾には息子の希望もあり通わせなかった。
子供は勉強を一生懸命やり、そこそこの私立中学に通うことになった。
小学高学年の時に発生した事件も、中学になれば何でもなくなるだろうと私は楽観的に考えていた。
少なくともあの担任のところにはおいておけない。

8.中学でのいじめと心身症

息子はとてもホッとしたらしいが、更なる難しいことが起こった。
それは感じやすい息子の心にさらなる悪影響を与えてしまった。
最初は新しい環境で学校に普通に通っているようだった。
かつての不登校児ではなくなったのかなと思っていた。
ただの一時的なトラブルだと。
しかし、そこでまたいじめに遭ってしまった。
小学校に続いて、中学でも(もういじめとひどい担任がいないと思っていただけにショックが大きかったらしい)いじめに遭ってしまったのだ。
朝になると必ずおなかが痛いと言い始めた。
最初は仮病と思い、てんで信じていなかった。
息子も最初仮病で頭が痛いとか言っていたのかもしれない。
おきまりの朝のパターンに嫌気がさしてしまった。
なんでこんなになってしまったんだろう……。
私も疲れ果ててしまった。
しかしいつも言うので、試しに病院に連れて行った。
小ずるい考えを潰そうとしたのだ。
だが、実際腹痛を起こしていた。
学校に行かないでいいということになると、すぐ治った。
これはのちにわかったことだけど、心因性によるものらしい。
つまり本当に病気になっていたのだ。
自分に不都合なことが起こる可能性があると、体が心の動きに反応して実際に病気になってしまう。
半仮病というようだ。
そこまで学校に行くのがいやだったのか、と後年唖然とした。
そうとう息子の心が体にすっかり反応するまでストレスになっていたのだろう。
私も息子の不登校とひきこもりと闘っているときは、心身症になってしまった。
心の問題の重さに私も息子もさいなまれた。
精神的に不調な上に肉体的にも失調をきたし、それが悪循環となってますます具合が悪くなっていった。
朝だけではなく、心身症が一日中起こるようになった。

 

9.中学でも不登校に

それに自分の存在価値というものを低く見積もってしまった。
「もう自分はダメだ」とすぐ学校に行かなくなった。
今度ばかりはもうこっちが妥協できないと無理矢理学校に車に乗せて引っ張っていったこともあった。
その後、息子は学校に行っているふりをして、どこかで時間をつぶしていた。
そして警官に補導されたとうちに電話があった。

10.スクールカウンセラーへ相談・特別支援学級

かくなるうえは、もう誰かに相談するしかないと、通っている中学のスクールカウンセラーに相談した。
が、結局息子はカウンセラーに心を閉ざしたまま(ほとんど話をしなかったらしい)、結局中学にも通わなくなった。
肉体的な不調だけはどうにか良くなって欲しいと、中学には通わせないことに決めた。
勉強だけは人に後れをとってはならないので、夫と相談して、自治体の特別支援学級に行かせることにした。
特別支援学級は不登校の子をあずかる施設だ。
いまは無理に中学に通わせる道を歩ませなくても、ちゃんと受け入れ施設が充実してきているのは幸せなことだった。
自分と同じ問題をもつ子供が通っていることもあって息子も通っていた。
しかし、劣等感を抱えたままだったし、失われた生きる自信は取り戻せなかった。
愕然としたのは、心身症がずっとつづいていたことだった。
同時に児童相談所にどうしたらいいか相談したが、結局有効的な手だてを打てない状況だった。
子供の問題について相談窓口がある、といった程度だった。

次を読む

不登校・ひきこもり脱出体験記1−5(家庭環境・いじめ・登校拒否に)

不登校・ひきこもり脱出体験記6−10(不登校ひきこもりの生活、心身症に)

不登校・ひきこもり脱出体験記11−15(不登校児受け入れ施設、一筋の希望、海外留学へ)

不登校・ひきこもり脱出体験記16−20(最初の希望と絶望、私のノイローゼ、完全なひきこもりへ)

不登校・ひきこもり脱出体験記21−23(最後にたどり着いた不登校〔ひきこもり〕克服プログラムと再生)

不登校/ひきこもりを克服させるすっごいー方法トップページに行く

サイトマップ